【理系の先輩に聞いてみた!】品川リフラクトリーズで働くってどんな感じ?①

研究との両立や企業ニーズへのマッチングなど、文系学生の就職活動にはない難しさを抱える理系の就活。品川リフラクトリーズに入社した先輩たちはどのような考えで就職活動を進めて、耐火物業界で働くことを決めたのか、具体的な体験談を聞いてみました。
A.S.さん (男性)
品川リフラクトリーズ技術研究所第一研究部第一研究室所属
2022年理学部応用化学・生命工学科卒業

【Q1】学生時代はどんな研究をしていましたか?
無機材料の中でも蛍光体の研究をしていました。蛍光体は外部からの光を吸収して、それを異なる波長の光として放出する物質です。この性質をLEDに応用すると、例えば青色LEDが発する光を黄色に発光する蛍光体が吸収することで、LEDの光の色を白色に変換することができます。
【Q2】研究は就職活動に活かされましたか?
研究内容に絞ると業種や職種が限られてしまうので、無機材料をテーマに企業探しをしました。品川リフラクトリーズも無機材料の研究ができる企業として候補になりました。
【Q3】耐火物業界に興味を持ったきっかけは何ですか?
研究室の先輩が品川リフラクトリーズに入社していて、話を聞いたことで初めて耐火物業界について知り、興味を持ちました。会社説明会に参加してみると人事の方や社員の雰囲気が良くて、面接でも話しやすかったので好印象を持ち入社を決めました。
【Q4】現在は技術研究所の第1研究部に所属されていますが、第1から第4まである研究部の役割の違いを教えてください。
大まかに第1研究部は定形耐火物、第2は不定形耐火物、第3は機能材料、第4は新規事業分野を担当しています。
【Q5】Aさんは定形耐火物を担当されていますが、具体的な仕事内容を教えてください。
8人の部署の中で、材料やテーマによって4チームに分かれています。仕事内容は研究と開発で、基礎研究的な試作品づくりから、れんがを使用している現場観察、使用後品の解析、新製品のPRなどを行います。当社はお客様の使用環境や要望に合わせて耐火物を製造するので、ニーズ把握のためお客様と直接コミュニケーションを取ることや、現場観察が重要です。
【Q6】どういったところに仕事のやりがいを感じますか?
目標を定め、トライアンドエラーを繰り返しながらゴールに向かっていくところにやりがいを感じます。お客様の操業条件に適したものづくりをすることも好きですし、より優れた耐火物を生み出して提案するために試作品の開発をすることにも楽しみがあります。
【Q6】耐火物に関わる仕事の面白さはどのようなところですか?
1,000度を超える、日常ではありえない温度域での研究ができるところです。使用状況を確認するために顧客企業の工場に伺うこともあり、巨大な溶炉を目の前にすると非日常空間のワクワク感がありますね。自分がこういった社会のインフラを支えていると実感し、仕事に誇りを感じる瞬間でもあります。
【Q7】これから就職活動を始める理系の後輩にメッセージをお願いします。
学生時代の研究も楽しかったですが、社会に実装される研究にもやりがいがありますよ。僕は働いてお金がもらえるということにも喜びがありました(笑)
社会人として責任を負った上で手に入れる自由には、学生とはまた違った楽しみがあります。就職活動頑張ってください!
