【理系の先輩に聞いてみた!】品川リフラで働くってどんな感じ?~設備管理部・大塚さん~

研究との両立や企業ニーズへのマッチングなど、文系学生の就職活動にはない難しさを抱える理系の就活。品川リフラに入社した先輩たちはどのような考えで就職活動を進めて、耐火物業界で働くことを決めたのか、具体的な体験談を聞いてみました。
大塚 駿平さん
品川リフラ設備管理部所属
2022年工学研究科総合工学専攻(大学院)卒業

【Q1】学生時代はどんな研究をしていましたか?
ロバスト制御を用いたシステム設計について研究をしていました。 ロバスト制御とは、設計した制御システムが、モデルの不確実性や外乱にさらされても安定性を保ち、目標とする性能を維持できるようにする制御理論の一分野です。例えば雨や雪で路面の状態が悪くても自動車がまっすぐ走れたり、強風や気流の乱れがあっても飛行機が安定して飛べたりするための構造設計に応用できます。
【Q2】研究は就職活動に活かされましたか?
大学院では機械工学を専攻しており、ロボットアームなどを深く知るのに役立ちそうだと考え、制御関係の研究室に入りました。しかし、予想以上に理論研究に軸足を置いた研究室だったため、機械工学の専攻で学ぶものとは毛色の異なる研究内容でした。就職活動の際には一般的な機械工学科の学生が目指すプラントエンジニアリングや設備系の企業を希望していたので、研究とは方向性の違う職種となってしまいましたが、学生時代に1年間企業との共同研究を行った経験は活かすことができたと思います。
企業との共同研究では、1ヵ月に1回定期的に報告書を提出する必要がありました。完全に自分たちのペースで研究ができる学生の研究とは違い、期限があるという緊張感がありました。共同研究のおかげで、企業で働く雰囲気をイメージすることができました。
【Q3】理系学生として就職活動で苦労したことはありますか?
理系の就職活動では研究内容について詳しく聞かれることが多いので、専門的な内容をいかに分かりやすく伝えるかに苦労しました。特に私の研究は数値計算が中心なので、目に見える成果や具体的なイメージを持ちにくいため、内容を伝える難しさを感じました。
【Q4】耐火物業界に興味を持ったきっかけは何ですか?
理系に特化した就職エージェントに登録していて、そこから紹介されて品川リフラの会社説明会に参加しました。初めて耐火物業界を知り、品川リフラの工場がオートメーション化されているのを知って、ロボットや設備の分野で自分の経歴が活かせると思いました。それから説明会でも面接でも社員の雰囲気が良く、好印象を持ったので入社を決めました。
【Q5】現在のお仕事について教えてください。
社内の生産設備レイアウトや設計、導入、改良を担当しています。製造現場の社員から要望を聞いて設備を設計し、実際に機械を製作する装置業者とやり取りをします。その時によって、例えば「工場のこの部分を自動化したい」「追加でこんな機械を取り入れたい」といった案件が発生するので、仕様を決めて導入まで責任を持って取り組みます。要望を実行する部署なので上手くいくと喜んでもらえますが、逆に失敗すると…。経験や知識が求められるので学ぶことが多いですが、自分のアイデアを形にすることができるので、その分仕事のやりがいを感じます。
【Q6】耐火物に関わる仕事の面白さはどのようなところですか?
れんがと聞くと片手で持てるようなイメージだと思うのですが、実際の耐火物は数十kgを超えるものも珍しくなく、重量がかなりあります。加えて工場の粉塵環境もあるので、こういった過酷な条件に対応できる設計をするというところに面白みを感じますね。もしかするとこういうアクシデントが起こりそうだから事前にこんな対策をしよう、と予測する場面では、今まで学んできたロバスト制御の考え方が役に立っていると思います。
【Q7】これから就職活動を始める理系の後輩にメッセージをお願いします。
自分の研究内容についてきちんと説明できるようにしておくことと、自分の研究分野にとらわれすぎずに幅広い業界を見て回ることをおすすめします。私自身も耐火物とは縁のない学生時代でしたが、設備管理という部署においては経歴を活かして働くことができています。専攻している科目に近い業界だけではなくて、視野を広く持って活動してみてください。




