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製造工程はまるでクッキー?品川リフラクトリーズの耐火物はどのようにつくられている?

2025.02.04
#耐火物
#品川リフラクトリーズ

製造工程はまるでクッキー?品川リフラクトリーズの耐火物はどのようにつくられている?

耐火物業界についてのコラムでもお伝えした通り、耐火物は私たちの生活に欠かせない素材。1,600℃を超える高温にも耐えられる耐火物は、どのようにつくられているのでしょうか。

材料を選んで、混ぜて、焼く。お菓子づくりのような耐火物の製造工程

耐火物は珪石や粘土などの鉱物が主な原料です。良質な耐火物をつくるためには、良質な原料を使用することが不可欠です。明治時代には技師が自転車で全国の山を駆け回り、供給が不足していた良質な原料を探し回ったこともありました。※1

現在では珪石や蝋石などの日本の特産原料のほか、海外からの輸入原料や人工鉱物、使用後の耐火物を再利用したリサイクル原料も使用されています。

原料は粉砕し、粒度別に仕分けをしてから次の工程へと進みます。

定形耐火物は、原料を混練し、型に入れてからプレス機やランマ―と呼ばれる機械で押し固めて成形します。成形後は型から外して、高温のドライヤーで乾燥します。乾燥後に焼く必要がある耐火物は高温で焼き、冷ましたら完成です。原料を、混ぜて、練って、焼く。定形耐火物はクッキーのようにつくられています。

※1 品川白煉瓦株式会社(現・品川リフラクトリーズ)創業100年史より引用

耐火物をつくる会社「品川リフラクトリーズ」について

品川リフラクトリーズは耐火物のエキスパートです。耐火物の生産や技術開発だけではなく、耐火物が使用される炉の設計から施工管理を行うエンジニアリングなど、お客様のあらゆる課題にお応えし、快適に耐火物を使用できるサポート体制を充実させています。

さらに、生産工程のオートメーション化や環境配慮型製品の開発、断熱材やファインセラミックス、耐熱塗料の技術を持つ関係会社と連携した技術開発など、高温技術のリーディングカンパニーとして耐火物事業をはじめとした高温技術の発展に力をいれており、基幹産業の発展に貢献しています。

品川リフラクトリーズで働く先輩のお仕事の様子は品川リフラクトリーズの採用サイトで公開中!
耐火物や事業に興味を持ったら、ぜひチェックしてみてくださいね。

採用パンフレット:リフラくんの品川リフラクトリーズツアー
https://www.shinagawa.co.jp/recruit/pdf/pamphlet04.pdf

採用サイト:
https://www.shinagawa.co.jp/recruit/